入れ歯には、総入れ歯(フルデンチャー)と、部分入れ歯(パーシャルデンチャー)があります。いずれも、快適にかめるように、お口のなか全体のかみ合わせをつくっていきます。




入れ歯をつくるか、インプラント手術をうけるかは、患者さんの健康状態と予算によって、選択していただきます。インプラントの土台となる骨や歯肉については、GTR、GBRといった方法で対応することが可能ですが、たとえば重度の糖尿病などの疾患をおもちの場合は、インプラント手術をおすすめできないことがあります。費用の面では、インプラントのほうが治療費がかかりますので、患者さんのご都合をうかがい、治療計画を立てていきます。
残っている歯のない方の場合、理想の歯並びを再現した総入れ歯をおつくりします。
西川歯科医院では、P.G.I.の寿谷一先生の咬合理論と、入れ歯の世界的権威ハンス・シュライヒ先生の原論に基づいた入れ歯をおつくりしています。
シュライヒ先生と西川院長
自前の天然の歯における理想咬合と、総入れ歯における理想咬合は異なります。
理想咬合では、かみ合わせている歯以外の歯は、上下の歯が離れた状態で、ひと休みしています。たとえば、前の歯がかみ合っているときは、上下の奥歯は離れて、ひと休みしています。ですが、歯に装着する総入れ歯で、天然の歯と同じ理想咬合をつくって、前歯があたっているときに、奥歯がかみ合わなければ、入れ歯の前方に力がかかって、入れ歯ははずれてしまいます。



前歯がかみ合っているときに、奥歯もかみ合っているというのが、総入れ歯における理想咬合なのです。
1回目 |
2回目 |
3回目 |
4回目 |
印象(型採り) |
すべての歯の |
入れ歯のかみ合わせをチェック |
完成! |
部分入れ歯(パーシャルデンチャー)の場合は、残された歯との調和が大切です。歯が抜けてしまったのには理由があります。抜ける条件がそろってしまったから、歯は抜けたのです。ですので、歯の抜けた部分にだけ入れ歯をつくるというのは解決になりません。
残された歯も含めて全体を総入れ歯と仮定して、残っている歯の条件も改善していきます。具体的には、データに基づき、歯のかむ面と、歯の長さを調節していきます。