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先生からのメッセージ

いつもたくさんのお手紙やメッセージをいただき感謝しております。
一部ではありますが、お返事に代えて院長からのメッセージを掲載させていただきます。

患者さんからの感謝のお手紙の画像

西川歯科医院には、患者さんの喜びの声が多数寄せられています。長年、原因不明の肩こり、頭痛、耳鳴りなどの不定愁訴や、顎関節症に悩まれていた患者さんから送られてくるお手紙は、当院の宝です。

こんなケース① 
10年悩み続けた症状

10年近く悩んだ末にご来院いただいた患者さんがいらっしゃいました。
噛み合わせの治療をきっかけに全身に多くの不愉快な症状をお持ちで、大学病院をはじめ何か所かの医院様をめぐり、整形外科では背骨や首のレントゲンを撮られ内科でも検査をされたようですが、異常なしとの診断で途方に暮れられたとのことでした。又針・灸も試し安定剤・睡眠薬なども勧められたとお伺いしました。
大変長い間苦しまれていたことと思います。
お電話いただいた際に、炎症による痛みがお薬でも抑えられないと訴えられ、すぐに来ていただければと思いました。問診や、顎の検査などさせていただき何が原因で何をすればよいかすぐにわかりました。1回の治療でとても楽になったと感激したお顔を拝見するのはこちらにとりましても、至極の喜びです。
もう少し治療を続け、より改善すると本当に健康を取り戻していただけると思います。
ぜひ頑張りましょう。

こんなケース②
激しい耳鳴りに恐怖

心臓発作に見舞われ、九死に一生を得たという患者様がいらっしゃいました。3か月入院した後、激しい耳鳴りに襲われるようになったそうです。何度か心臓のご担当の先生にご相談なさったそうですが、原因がわからず、耳鼻咽喉科を紹介されたとのことでした。それから2か月ほどしてご連絡があり、「耳鳴りに悩まされて毎日不安で・・」とお話いただき、すぐに治療しました。とりあえず、全快までは何度か治療が必要と思いましたが、仮治療である程度良くなると思い治療したところ、患者ご本人から「魔法の手」と言われ、聞いてみると瞬時に不快な耳鳴りが消えたとのこと。私もただただうれしい限りでした。それ以降、一度も不快な耳鳴りはしていないとのこと。そして、何よりご本人の気持ちが前向きになり、明るくなられたことが、こちらにとりましても誠にうれしい限りでした。病も80%治った気分とお話されておりましたが、気持ちが前向きになればしめたものです。これからどんどんご自分の人生を楽しんでください。

こんなケース③
9年間、片道3時間を通う強い気持ち

中学3年生ぐらいのときから口が指1~2本しか入らないほど開かなくなってしまったという患者さんがいらっしゃいました。そのほかに、頭痛がひどかったり、めまいがしたり、頬骨のあたりがヒクヒクしたり、首を寝違いやすかったり、体全体のバランスが崩れてきたり、いろいろな症状があらわれ、毎日大変な日々を過ごしていらっしゃったようです。通っていらっしゃった矯正歯科の先生から紹介され、当院にお見えになりました。
初めてご来院になった時、まず噛み合わせを調整したところ、驚くほど楽になったとおっしゃっていました。それから毎週通ってこられました。一度には治せない症例のため大変根気がいりましたが、ご本人が本当にあきらめることなく9年通って来られています。ご本人によると、最初のほうは、治療後は調子がよくなるもののすぐに元に戻ってしまい辛い時期もあったようですが、それでもここに通っていれば何とかなると思ってくださっていたようです。そしてここ1年ほどはとてもよくなり、口も大きくスムーズにあき、激痛もはしることもなくなり、良くなったと喜んでくださっています。もし下手な医師にかかっていれば同じ年数をかけても決して良くならなかっただろうと思っています。片道3時間、毎回かけて通ってくださった患者さんの根気にも頭が下がる思いですが、このご本人のよくなりたいという強い気持ちがこの結果を招き寄せたのだと思っています。

こんなケース④
ストレスではない歯ぎしり

歯ぎしりが問題で他院へ行かれた患者さんが紹介で当医院へお見えになりました。お悩みの内容は歯ぎしりがひどいとのことでしたが、診療したところ、小さいころの歯の治療が原因で噛み合わせが悪くなり、そのまま慣れてしまったためご本人は気づかないままかみ合わせが悪くなってしまったようでした。歯の治療は悪いところだけ治せばよし、と思われていますが、周りの歯との関係を考えずに治療するとこのようなことが起こるのです。
ご本人は歯ぎしりの原因をストレスと思っていらっしゃったようですが、決してそうではありません。
歯ぎしりで減った歯を元の状態に戻し、かみ合わせを治したところ、歯ぎしりはなくなったとのことでした。ご本人曰く、治療後はこんなにも物が食べにくいものか、と思われたそうですが、それだけ長年少しずつゆがみ
が蓄積されていたのです。変わってしまったかみ方、口の動かし方も正常になったためか、肩こりもなくなったようだとお話してくださいました。歯の治療は体全体のバランスにとってもとても大事なことなのです。

こんなケース⑤
指2本が口に入らない

50代の方からこんなご相談がありました。
4年前から右耳下から痛みがはじまり、口を大きく開けたときや、あくび、くしゃみなどで痛みが強くでると訴えてこられました。アレルギー性の鼻炎があり、突然のくしゃみは大変苦痛とのことでした。
かかりつけの歯科を受診し、親知らずの痛みではと、他の病院で親知らずを2本抜くなどされたそうです。少しはよくなったと感じたそうですが、結局、2年前から徐々に口が開かなくなり、指2本も入らなくなり硬いものは食べられず、柔らかいおまんじゅうなども指で押し、口のなかに入れるようになってしまったとのことでした。
困っているところ、知人の方から当院を教えてもらったそうで、診療してみるとやはり歯並びが悪く長い年月をかけて顎に負担がかかった結果でした。

矯正治療に入る前に短期間で歯並びが良くなるように、外科的な手術を行いました。ご本人は50代で矯正することに戸惑いがあったようですが、健康的な生活ができなくなってきていること、毎日の苦しみがこれからも続くことを考えると、そうは言っていられないと思われたようです。
最初はワイヤー交換の後、歯の痛みと頭痛があったそうですが、歯を動かして治していく過程では多少仕方ありません。ですが、数日で落ち着いてきます。また数か月して歯がきれいになり、普通にものが食べられるようになると、うれしさのほうが増してきます。治療中、「健康的で明るい未来がそこに見えるようです」と言ってくださったことが、治療した私へのご褒美です。

こんなケース⑥
歯列矯正の失敗

こんな大変な思いをされている方もいらっしゃいました。
その方は7年前に歯列矯正をはじめてから、全身の不定愁訴の症状が出はじめたとのことでした。装置をつけた数ヵ月後から、頭に湿疹ができたり、髪や顔が乾燥した感じになり、咬んでも力が入らなかったり、喉がつまる感じがして、全身も疲れやすくなり、体調がすっきりとしなくなったとお伺いしました。約2年間で矯正が終了し、歯並びは正中線もまっすぐにきれいになりましたが、その後、表情を変化させるときに、耳、顔、頭、首などに、痛み、熱をもつといった異常を感じはじめ、肩には重いものを乗せた感覚、フラフラする、頭痛、背中の痛み、脱毛、疲労感など、普通の日常生活を送れないようになってしまったとのことでした。
頭を支えるかみ合わせがなく、口の中に常にボールが入っているような感覚で下顎が思うように動かせず、
全身の筋肉も自分の自由に動かせない感覚、疲労感が続く状態でどうにもならず、とうとう矯正した歯科医院でもとに戻してほしい頼み1年ほど装置を入れたそうです。

そんな折、当院へご紹介でお見えになりましたが、お会いした際には精神的にもかなり参っていらっしゃるように感じました。
ひとまず、噛み合わせの調整をしましたが、1回目で数年間取れなかったボールを口に入れているような感覚や下顎が傾けにくい間隔が消えて、自然に口が閉じ話しやすくなったとのことでした。ご本人は数年ぶりの感覚で夕食の時自然に口が動かせることができ涙が出てきたと後でお話くださいました。
現在も治療を行っていますが、咬めるという感覚が戻ったことがうれしく、また体調の回復とともに7年間の不安や失望感から抜け出し、今は希望をもって生活しておられるようです。

こんなケース⑦
渋面と頭痛持ち

顔全体がこわばり、頭痛持ちの方がおられました。どうにか治療を受けてもらいたいと思っていたのです。
その方はどうやら当院の治療についてはあらかじめ、いろいろとご理解いただいていたようで、お声がけしたところ、すぐに治療をしたいとのことでした。
2週間ほどで治療は終わり噛み合わせが良くなりました。結果、顎の筋肉が和らぎ、顔全体がきちんと緩むようになりました。治療前は周囲を見渡す際、どうしてもしかめ面のようになってしまっていましたが、治療後は広範囲を楽に見渡せるようになり、聞くところによると持病の高血圧も和らいだそうです。

こんなケース⑧
少しずつもとに戻すこと

歯に関しての知識の浅い方は片頭痛や肩こりが歯と関係しているとは思われないと思います。
ですが、よくわかった医師が治療すると頭痛や倦怠感が消え、スッキリするのです。
日ごろから顎が痛く、ひどいときには頭痛がするというお悩みの方がおられましたが、やはりこの方も顎関節症でした。口も開かない状態でしたが、他にも部分的に痛みを伴う箇所があると訴えられました。いろいろと確認をさせていただきましたが、すべてこちらの指摘通りと驚かれ、治療後、口が開くようになったことを本当に驚いておられました。今も完治に向けて通院されていますが、長い時間かかって蓄積されたゆがみや痛みを少しずつ戻していき健康な状態にすることが大切です。

こんなケース⑨
子供時代からの噛み合わせ

小さいころから歯ぎしりがひどく、成人してからもひどくなるばかりで歯がすり減り、かみ合わせが悪くなる一方でかかりつけの歯科医の方にもずいぶん相談をされていた方がおられました。
たまたま、スポーツジムで私の知り合いに会われ、紹介してもらったとお伺いしました。歯ぎしりの原因、身体への影響、治療法、治療に必要な日数など、こと細かく説明させていただくと、大変納得され、早速治療を開始したいとのことでした。その方は「口の中の世界が1㎜どころか何ミクロンの世界で、だからこそ高度な技術が必要だ」とよくご理解されていました。しばらく治療は続きますが、この方も希望を見つけて自分は生まれ変わったようだと話してくださいました。

不定愁訴にお悩みの方へ

顎関節症